ディズニーダラーにはシリアルナンバーが記載されており、その最初に付くアルファベット(プレフィックス)は特定の情報を示すものとされています。
プレフィックスのバリエーション
A:カリフォルニアのディズニーランド向けに発行
D:フロリダのディズニーワールド向けに発行
※この2種類はディズニーダラーのシリーズほぼ全てに存在
T:アメリカのディズニーストア向けに発行
2005年〜2009年のみ発行
B:2005年に発行された50ドル紙幣にのみ存在
ディズニーダラーの中には末尾にもアルファベット(サフィックス)が付くものがあります。プレフィックスと異なり特に意味はありません(ただし以下の年代を除く)。
(1) 1987年のシリーズで10月に追加発行されたものは末尾にAが追加され、A – A に。

(2) 2007年に発行されたパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズでは3種類の海賊船がデザインされており、それぞれ、B:ブラックパール号、F:フライングダッチマン号、E:エンプレス号のサフィックスが与えられています。プレフィックスについても通常と異なり、E:ディズニーランド、F:ディズニーワールドとなっています。

【ディズニーランド向け】
E – B ブラックパール号
E – F フライングダッチマン号
E – E エンプレス号
【ディズニーワールド向け】
F – B ブラックパール号
F – F フライングダッチマン号
F – E エンプレス号
プレフィックスが価値に与える影響
年代や種類により例外はありますが、一般的にDはAより流通枚数が少なく市場価値も高いと考えられます。
PMG社の分類(DIS〜)でもプレフィックスの違いが反映されていますので、コレクションの際ぜひ注目してみてください。